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最近つくづく思うことがある。共存と個の関係である。共存の中に個が存在し、その異なった個がリンクしあい、美しい共存という形を造るのが本来の姿であったが、悲しいかな、共存の中身が同じものの集合体であったり、個が異なる他とのリンクを拒否したりと、自然の摂理を無視したような社会が出来上がってしまった。
戦後60数年の教育のどこで間違いを生じたのか? なぜ間違った個性の画一を生んだのか? 日本はもともと和の国である。和とは調和の和である。 この美しい和は、異なった個性を持った一人ひとりが智恵を出し合い支えあっていくところにある。 鹿児島の教育の原点もここにあった。郷中教育である。 僕自身も、こんな教育環境創りのために、寺子屋教育という形を天職としてきた。 幸いにも、唯一だが、共存と個の関係が最も美しく保たれている世界が僕の身近にもある。 ロータリークラブである。 (南)
by kagosimanisi
| 2007-06-05 20:25
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